MEDICAL INFORMATION 診療案内

矯正歯科について

皆さんは矯正治療について、どのようなイメージをお持ちでしょうか?歯並びは気になっているのだけれど、わからないことや心配なことが多いのではないでしょうか。以下は、よく受ける質問とその答えです。

  • Q装置は目立つ?

    A装置を目立たせたくない患者さんのニーズを受けて、最近では、目立たず治療できる方法が開発されております。

  • Q痛みはある?

    A矯正治療中の痛み、違和感はセットや調整後、数日で慣れてきます。病気やケガの痛みは不安や心配を伴っているために苦しくなってしまうものですが、矯正治療の痛みや違和感は異常なものではなく、歯の動きに伴う"前向きな"ものですので、慣れるのは早いものです。

  • Qいつ始めたらいい?

    A適切な時期に治療を開始することでより良好な経過になり、患者様の負担が小さくなると考えられます。特に、顎の前後左右へのゆがみがある場合などは、早期に治療することが望ましく、成長の残りが少なくなると装置の効果が小さくなってしまいます。歯並びや顎の形がおかしいと気づいたら、早い段階で受診されることをお勧めします。

  • Qむし歯は大丈夫?

    A矯正治療中には口の中が装置で汚れやすく、虫歯になりやすくなります。当院では、矯正治療前からむし歯予防を熱心に進めて行きます。
    ただし、かかりつけ歯科医を決められむし歯予防にも受診していただくことでさらに強力な予防が可能になります。
    また、すでに通われている場合は継続してかかりつけ歯科医を定期的に受診することをおすすめしております。

  • Q治療費は?

    A日本では欧米に比べ矯正治療がまだ普及していません。普及が遅れている原因のひとつに、矯正は高額というイメージがあるかもしれません。確かに、矯正治療の安全性と質を維持するためにある程度のコストは回避できませんが、お支払いに伴う負担を軽減できますよう、以下のような工夫をいたしました。

    1.治療開始前に費用総額を明示しますので予測を超えるような追加料金の心配はありません。

    2.治療費の分割払いを整備しております。

    矯正治療にも健康保険が適用される場合があります。顎変形症のうち顎骨の手術が必要なもの、もしくは厚生労働省が定める疾患によって生じたかみ合わせの異常がある場合です。

    矯正治療は審美のみを目指す医療ではありません。噛むことをはじめとした身体機能(はたらき)を正常にすることを目的とした医療であることから、多くの場合、医療費控除が適用されるようです。健康保険が適用されない場合であっても、医療費控除の申請をお勧めしております。